【剣盾シーズン4使用構築】双雷黒緑カバドリ【最終86位】
初めましての方は初めまして、そうじゃない方は、お久しぶりです。とらいぐるという者です。
8世代において目標にしていた最終100位以内を達成することが出来た為、久しぶりに構築記事を書きました。拙い部分も多いと思いますが、温かい目で見て頂ければ幸いです。
【構築経緯】
シーズン初めは、襷ステルスロック撒きクチート+積みアタッカー をコンセプトにした構築を使用し、色んな積みアタッカーを試した過程の中で、珠すなかきドリュウズが積みアタッカーの中でも止めれる相手が相当限られてると感じ、ドリュウズを止めれるポケモンから逆算して構築を考えていった。
ドリュウズを止めれるポケモンは主に水、鋼に集中しており、それらにわかりやすく役割を持てるパッチラゴン、ヒートロトムを採用。
また砂かきドリュウズの相手側の切り返しとして、トリルミミッキュ+カビゴン、ウオノドラゴみたいなギミックが想定されるので、それらに強そうなコットンガードエルフーンを採用。
襷ステロクチートの後釜として、ドリュウズの強力なサポートをする襷カバルドンを入れ、補完として、メジャーポケモンであるドラパルトに対して強く出れ、ステロと相性がよくエルフーンとドリュウズの起点を作成できるブラッキーを最後に入れて構築が完成した。
【使用構築】
TN とらいぐる 最終86位
※ ロトムの放電→10万ボルト
【個別紹介】
@きあいのタスキ 性格 わんぱく 特性 すなおこし
215(252)-132-187(252)-×-92-68(4)
じしん ほえる(吹き飛ばし推奨) あくび ステルスロック
この構築における起点作成役。基本的に砂とステルスロックを撒けば仕事としては十分なため、最低限の行動保障が約束されるきあいのタスキを持たせた。
きあいのタスキの主な利点として、①カバを見て出てくる水、草に対して強引にステルスロックを撒くことができる ②一撃必殺でみようとしてくる相手に一回だけ行動できる ③カバの襷はマイナーなため、相手の交代読みなどの深読みを誘えテンポがとれる の3つが主に挙げられる。特にダイストリームでゴリ押そうとしてくるギャラドス、ラプラス、ガマゲロゲあたりに無理やりあくびを入れれるのが強かった。
このポケモンでステロを撒き、裏のブラッキーのあくびで起点を作り、ドリュウズで全抜きする、というのがこの構築の主な勝ち方であった。
@いのちのたま 性格 ようき 特性 すなかき
186(4)-187(252)-80-×-85-154(252)
この構築の絶対的エース。相手のptにアーマーガァがいなければ積極的に選出していく。ドリュウズミラーやトゲキッス等のメジャーポケモンを確実に抜きたいため、最速での採用。
このポケモンを選出すること=このポケモンで3タテすることを目指すことであるため、単体の突破力を高めるいのちのたまを持たせた。
珠剣の舞ダイスチルの威力は凄まじく、ステルスロック込みでHB特化カバルドンを68.7%の乱数で落とせるほど。剣の舞が決まればほぼ勝ちなので、裏のカバルドンとブラッキーで全力で起点を作りに行ったり、相手が受けポケモンに引きそうなタイミングで強引に舞うプレイングを積極的にしていた。
@たべのこし 性格 ずぶとい 特性 いたずらごころ
167(252)-×-148(236)-97-95-139(20)
カバドリ展開において弊害になりやすいミミッキュ、カビゴン、ウオノドラゴあたりに
抗う枠として採用。唯一の竜の一貫を切る枠でもある。
1ターンでもこのポケモンに隙を与えたら悲惨なことになるため、このポケモンを強く意識した被選出(ドラパルト、ナットレイ、トゲキッス等)が多かった印象。強力な選出誘導力をもっているため、相手の選出予想がしやすかった。
基本的にカバやブラッキーで起点を作りやどみがの嵌めに持っていったり、雑に初手ダイマックスパッチラゴンで荒らして相手が疲弊したところの詰めとしての運用が多かった。
@バンジのみ 性格 ずぶとい(腕白推奨) 特性 せいしんりょく
202(252)-×-178(252)-80-150-86(4)
イカサマ まもる ねがいごと あくび
この構築における選出率No.1のMVP。起点作成・ドラパルト、ドリュウズに対するクッション・終盤の詰め役と多くの役割を持てる何でも屋さん。
相手の選出によっては突破困難な要塞と化すので、TODをすることもしばしば。その都合でこのポケモンにダイマックスを切ることがまあまあ多いので、この構築においては性格をわんぱくにして少しでもダイアークの威力を上げるべきだったのは反省点。
食べ残しがエルフーンに取られた為、雑に混乱実を持たせてみたが、hp赤で耐える→混乱実発動→まもるでダイマックス技の貫通ダメージを耐えるといった安定したダイマックスターン枯らしができる点では優秀な持ち物だった。
@じゃくてんほけん 性格 いじっぱり 特性 はりきり
197(252)-144(84)-115(36)-×-91(4)-112(132)
でんげきくちばし ほのおのきば つばめがえし げきりん
ドリュが辛い受けポケ(ミロカロス、アーマーガァ、ナットレイ)や、初手カバを読んで出てくる水タイプを意識して採用。このポケモンを選出する時は初手によく出すため、対面性能を高める為弱点保険を持たせた。調整はバンビーさんのYouTube動画に載ってるやつをそのままパクらせて頂きました。
"択にさえ勝てれば"最強ポケモンであるということは良く言われているが、自分は6〜7世代の時に似たようなポケモンをずっと愛用していたため、択だけには自信があったので非常に使いやすかった。
初手に出して雑に暴れて、裏のエルフーンやブラッキーで詰めていく動きが強かった。何ならこのポケモンだけで3タテすることも珍しくない。
@こだわりメガネ 性格 ひかえめ 特性 ふゆう
126(4)-76-127-172(252)-112-138(252)
パッチラゴンと並ぶ2枚目の電気アタッカー。パッチラゴンと合わせることで、カバドリの苦手なアシレーヌ+ナットレイやアーマーガアに隙を見せなくする。
水ロトムを上から削れる可能性を少しでも上げるためCS振りでの採用。sを削って耐久に回すあらゆるポケモンの上をとれたのでこの努力値振りで良かったと思う。
構築上相手のhpを削ることが優先なので、放電よりも10万ボルトでの採用。トリックはドリュウズやエルフーンの起点作りになりうるかもしれないと思って入れたが、全然使わなかったのでボルトチェンジとかでも良かったかもしれない。
【基本選出】
超簡易ですが。
ドリュウズで3タテできそうな構築の場合
(最終日の勝ち試合は殆どこの選出で勝った)
vs アシレーヌ、アーマーガァ入り
基本的にカバ、ドリュはそれぞれ単体では選出しないため、上のようにドリュウズを通すかパッチラゴンを通すか、というように選出を2極化させてた。
【最後に】
正直8世代において構築記事を書くことは無いと思っていたので、こうして再びブログを更新できることを嬉しく思います。
s4における目標であった最終100位は達成できたため、次潜るのであれば最終30位を目標に頑張って行きたいですね。ここまで読んでいただきありがとうございました!質問等あればTwitter@trygle またはコメント欄に遠慮なくどうぞ!
※4月2日追加 レンタルパ公開しました!
【考察記事】高速とんボル+クチート
久しぶりの考察記事です。7世代に入ってから使用率トップをキープし続けてるミミッキュの影響により、クチート軸に入る高速アタッカーはとんぼ返りorボルトチェンジ(以下とんボル)を持つことを強いられている、と個人的に考えています。
というのは、初手ミミッキュに対してとんボルを持たない高速アタッカーが対面してしまった場合、突っ張った場合数的有利をとられやすく、素引きした場合皮の残ったミミッキュをミミッキュに1ターン動かれた状態から裏で処理しなければならないため、それだけで半壊必死です。
しかし、とんボル+威嚇クチートの組み合わせであれば、幅広いミミッキュの型に対して比較的低リスクで対応することが可能になります。最近クチート軸において流行りの激流襷蜻蛉ゲッコウガ+クチートがいい例でしょう。
そこで、今回はクチートと相性の良さそうなとんボルを覚える高速アタッカーポケモンを、何体か考察していきたいと思います。以下常体
強み
①型が非常に豊富であり、相手が型を誤認した瞬間大きく有利がとれる
⓶型の豊富さゆえ、相手の選出を制限することができるため、選出がある程度読みやすくなる。また相手にすると辛いポケモンであるため、相手がゲッコウガをどう処理してくるか見ることができる。
③環境トップであるカバリザ、グロス、カバマンダに対して強く出れる。覚える技が豊富であるため、苦手どころに合わせて型を柔軟にカスタマイズできる。
④クチートが苦手な炎、地面に対して強く出れる
弱み
①型を一点読みされただけでクソ雑魚ポケモンと化す 特に襷激流ゲッコウガ+クチートは有名な並びになってしまったため、以前より遥かに一点読みされると思う(ボーマンダ突っ張り、ダストシュートで倒されるフェアリーの突っ張り、リザードンがニトチャで突っ張りetc) ただ、逆に考えれば一点読みしてくる相手に対してちょっと型をいじるだけでイージーウィンできるともとれる。
② こいつ自身も上からのとんボル+クッションで無力化されやすい(ボルチェンコケコ+影うちギルガルドがいい例) 裏でリカバリーが効くならスカーフで克服できるが…
強み
①電気の一貫+地面の一貫を同時に切ることができる
②地面の安易な後出しをさせにくい(環境に多いカバ、ランドロスに対してそれなりに強い)
③クチート構築で重くなりがちな水に対して圧力をかけれる
④スカーフボルチェン+威嚇クチートでメガメタグロスに対して強く出れる ボルトロスにアイへ打ってくる最強プレイヤーは4ね
⑤トップメガであるボーマンダとその取り巻きに強い
弱み
①クチート軸で受けづらいカプ・テテフやギルガルド等に対面不利をとる
②さかさバトルプレイヤーに弱い(クチートに岩技、レボルトに地震 クチート構築の宿命だが…)
強み
①メタグロスやカプ・コケコに対して上からオーバーヒートで叩ける(混乱実コケコには不利をとってしまうが…
②裏に激流ゲッコウガを受けれるクッションを用意すれば、流行りの襷激流ゲッコウガ+メガ+ミミッキュに強く出れる
④音技持ち(申し訳程度のオニゴーリ対策)
⑤火力押し付けができるため、不意打ちクチートと相性がいい
弱み
①リザードン、ヒードラン、バシャーモ等クチートの天敵である炎ポケモンに対し殆ど無力
②クチートとタイプの補完が全然取れてないので相手のメインウェポンが一貫しやすい
③水が重くなる、特にカプレヒレ
④相手のウルガモスがクチートめっちゃ燃やしてくるだけに炎の体が発動しないと腹がたつ
強み
①メタグロス軸に対して強く出れる(最近は思念グロスが多く怪しいが…)
②スカーフトリックで受け回しへの回答に
③クチートとのタイプの相性補完が抜群に良いため、クチートとサイクルを少し回せる
弱み
①耐久数値が低すぎる(急所、さかさバトルプレイヤーに大きく不利をとってしまう)
②リザードンx、バシャーモ、ヒードランなどクチートの天敵の炎に隙を見せやすい
③電気のくせに対水として微妙な性能(レヒレやスイクンなどワンパン取れず、またそれらに後出しがしにくいため、裏に水を受けれるポケモンを用意しないといけない メガギャラドスに強引に舞われる)
強み
①クチートの天敵リザードンxyどっちにも強い というか炎全般に強い
②威嚇+蜻蛉で、ミミッキュをはじめ物理アタッカーを無力化でき、サイクルも少し回せる
③電気、地面の一貫を切れる
④とんぼによる対面操作でクチートの火力押し付けを成立させやすい
弱み
⓶水、浮いてる電気が重くなる
③メタグロスに強そうで弱い(初手めっちゃアイへ打たれる)
〜〜〜ここからエアプの域(未使用ポケモンたち)〜〜〜
炎z蜻蛉アーゴヨン
強み
②マンダコケコみたいのに強く出れる
③ドラゴンzの存在を考えると非常に受けにくいポケモンであるため、相手の選出、行動を制限することができる
④H振りカグヤ、クチート程度ならワンパンできる
⑤クチートが苦手な水、電気に対してそこそこ強い
弱み
①対面カプテテフ、ギルガルドに不利をとってしまう
②地面が一貫する
③奇襲に対応し辛い(ウルガモスのスカーフサイキネ、バシャーモの地震など)
スカーフホルード
強み
①イカサマでメタグロスを倒せる (裏のランドロスにもそれなりの負担をかけれる)
②ゴースト.電気の一貫を切れる
③型が読みづらい
弱み
①クチートが受けられる物理受けを流用される(ランドロス、カバルドン、エアームド、テッカグヤetc)
②水が重くなる
③キノガッサが重くなる
④クチートとタイプ補完がとれてないので、技が一貫しやすい
カプ・コケコ
強み
①エレキフィールドによってクチートがキノガッサに強くなり、また欠伸ループを無効化できる
②電気zでメタグロスをワンパンできる
③水に強い
④ゲッコウガの上を取れる
弱み
①地面が一貫する
③相手のスカーフ持ちに後手をとる
④テテフガルドに対面不利
強み
①終盤の制圧力の高い掃除役になれる
②火力の高い蜻蛉でサイクルにつなぐこともできる。
③マンダ軸、ゲンガー軸に強い
④対サイクルパに対して強い
⑤ゲッコウガ、カプ・コケコを素で抜いてる
弱み
②命中不安多すぎる
③耐久がゴミ以下なので先制技でゴリゴリ削れる
【最後に】
まあ最終的に何が言いたいかって、ラティアスとんボル覚えろって話ですよね。ここまで見てくださってありがとうございました!こんなとんボル高速アタッカーいるよ!というのがあれば教えてくれるととても喜びます。
【s10使用構築】月光革命クチクレセ【最高最終2105 40位】
こんにちは、とらいぐるです。s10お疲れ様でした!久しぶりにクチクレセ構築で2100に乗ることができたため、記事にしたいと思います。
【使用構築】
【個別紹介】
@クチートナイト 性格 いじっぱり 特性 いかく→ちからもち
157(252)-157(140)-145-× -130(116)-70
じゃれつく はたき落とす 炎の牙 不意打ち
このPTのトリルエース。調整はヤブさんのブログのものを参考にさせていただきました。
maygirl-pokemon.hatenablog.com
PT単位で重いカプ・レヒレ、ゲッコウガに上から縛られるのを防ぎたかったためHAD振りでの採用。本構築の場持ちの良いエースとして運用することができ、非常に使いやすい調整でした。
技構成は、霊(ギルガルド、ゲンガー)への遂行技であり厄介な半分回復実や進化の輝石を消せる叩き落とす、ナットレイが重いため炎の牙、トリル下で圧倒的な支配力を誇るじゃれつく、取り巻きと相性のいいふいうちとなっている。
このポケモンは単体で見ると逆風が多く、強い要素はあまりないが、相性の良い取り巻きを用意することによっていくらでも活躍することができる、と感じた。
@ぼうじんゴーグル 性格 ずぶとい 特性 ふゆう
227(252)‐×‐189(252)‐95‐151(4)‐105
クチートの相棒。従来のクチクレセの並びだと剣の舞キノガッサに手も足も出ないため、ぼうじんゴーグルでの採用。今季の上位帯にキノガッサが多かったのもあり、対2000↑の勝率に大きく貢献してくれた。
基本的に素早さ操作&三日月の舞によるサポートで運用するため、持物の弱さもそこまで気にならなかった。
高い耐久から安定してトリックルーム&蘇生技を使えるのはこのポケモンの特権であり、変えの効くポケモンはいないと考えている。
@気合の襷 性格 ひかえめ 特性 げきりゅう
147‐103‐88(4)‐170(252)‐91‐174(252)
波乗り 悪の波動 水手裏剣 とんぼ返り
デデシタンさんの構築記事を見て、強そうと思い採用。とんぼ返りは、後続にクチートを控えることで、トップメタであるゲッコウガ、ミミッキュに対する安定した処理ルートを用意することができるため重宝した。
クチート軸で重くなりがちなカバリザ、グロス軸に強く、またこのポケモンが苦手なカプレヒレやゲッコウガをHADクチートが対面から強く出れたりと、クチートとの相性がとてもよかった。ただ並びが認知されているのか型をピンポイント読みされることが非常に多かったため、とんぼ持ちの水zや襷変幻自在両刀(ダストシュート、岩技持ち)で運用するのも面白いかもしれない。
最初は臆病で使用していたが、クチート構築においては素早さよりも火力のほうが圧倒的に必要であると感じたため、控えめ推奨。
131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)
シャドークロー 呪い 道連れ トリックルーム
間違いなく本構築のMVP。起点回避能力が非常に高く、バトン戦術、身代わりはめ(オニゴーリ、グライオン、スイクン等)に対してトリックルーム+呪い+道連れで切り返すことができる。
採用率の少なさからか道連れは読まれることは少なく、無理なポケモンを誤魔化すことができ、すかされても今度はトリックルームをほぼ確実に張ることができるため、クチートと非常に相性が良かった。単純に道連れ→残り2体をクチート+トリルクレセリアで詰めていく動きも強い。
もともと勇敢で採用していたが、この構築においては上を取りたいポケモン(ミミッキュ、オニゴーリ、キノガッサ、スイクンetc)がそこそこいたため、意地準速で採用した。
この型の案を提供していただいたえいらさんにこの場で感謝を。このポケモンがいなかったら絶対2100乗れてなかったです。
@ノーマルz 性格 ひかえめ 特性 てきおうりょく
191(244) ‐×‐105(108)‐182(84)‐105(68 )‐111(4)
こちらもデデシタンさんが使ってたものをそのまま使わせていただきました。ここまで受け回しを崩す手段が少ないため、崩し枠として採用。特にフシギバナ、ドヒドイデ絡みの構築は基本こいつを絡めないと崩せない。
トリックルームは、ギャラドス入りやトノラグに対する切り返しとして入れてたが、あまり使用しなかったため、様子見できる身代わりとかでもよかったかもしれない。
@こだわりスカーフ 性格 ひかえめ 特性 ちくでん
155(4)-×-90-216(252)-100-153(252)
10万ボルト めざめるパワー氷 ヘドロウェーブ ボルトチェンジ
電気の一貫を切りたいのと、水が重かったため採用。主にカバマンダやメタグロス+カプ・レヒレみたいな構築に出していく。特にメタグロス対面でボルチェンからクチートを降臨させる動きが強い。
クチートとのタイプ的な補完もとれてるため、クチートとこいつで少しサイクルを回し、終盤にトリックルームクチートで詰める、ということもしばしば。電気の一貫を切ってない構築には鬼のような強さを発揮する。
臆病だったら良かった場面より、火力が欲しい場面が圧倒的に多いため性格は控えめ。控えめ個体のボルトロスを快く貸していただいたKebinさんに感謝です。めっちゃ活躍してくれました。
【課題】
ギルガルド(全般) サンダー HBカバルドン ゲッコウガ対面でニトチャするリザY ゲッコウガにゲッコウガ後出し 瞑想ラッキー ゲッコウガにつっぱるカプレヒレ ノーマルzテクスチャーポリゴンz イーブイバトン 羽を休める炎タイプ(ウルガモス、リザードン)etc
【最後に】
今シーズンは人口がいつもより少なく、苦戦しましたがなんとか2100乗れてうれしいです。今回は2100乗って力尽きてしまったので、次のシーズン以降では上位をめざして2100から潜れるよう頑張りたいですね。ここまでみてくれてありがとうございました!質問等あれば本ブログやTwitter @trygleに遠慮なくどうぞ!
【S8使用構築】削り特化ラティクチ【最高最終2125 28位】
こんにちは、とらいぐるです。S8お疲れ様でした! 今回は久しぶりに自分で納得のいく構築が組めたと感じたので、記事にさせて頂きました。ptコンセプトは、「相手の体力を速攻で削り、ダメージレースに勝利する」です。
【使用構築】
【個別解説】
@ゴツゴツメット 性格 おくびょう 特性 ふゆう
187(252)‐ⅹ‐111(4)‐130‐150‐178(252)
サイコキネシス 冷凍ビーム 癒しの願い 電磁波
クッション&回復の薬枠。ラティクチにおけるラティアスの型は眼鏡、スカーフ、zなど構築によって多様であるが、自分は6世代からエースで荒らす→エースを蘇生させる→エースを再展開という戦法を好んで使用していたため、この型が一番肌に合っていた。
鋼が2枚の構築であるため炎、電気に対して受けだせたり、s110族の速さから電磁波、癒しの願いができるのは非常に優秀であった。
pt全体で相手の体力の削りに特化しているため今回はゴツゴツメットを持たせた。クチートの威嚇と合わせて使えばガルーラなどの物理アタッカーに対して効率良くスリップダメージを入れれた。
@クチートナイト 性格 いじっぱり 特性 いかく→ちからもち
157(252)‐172(252)‐145‐×‐115‐71(4)
アイアンヘッド 不意打ち 冷凍パンチ 雷パンチ
スーパー命中安定型クチート。レート差マッチングが多発する7世代において事故要素を減らすことは非常に大切だと感じたため、この技構成にした。
じゃれつくがなくても、できるだけ幅広い相手に対して対応できる技構成になっているため選出できる機会が多かった印象。それでもやはりルカリオ、ハッサム、ナットレイ、ギルガルド等鋼に対してまともな打点がないため、炎の牙は欲しい技だった。
アーゴヨンの登場、カバマンダの流行などウルトラサンムーンではクチートにとって追い風な要素が多く、サンムーン環境の時より動きやすくなったと個人的に思っている。
135(4)-256(252)-151-×-51-161(252)
リーフブレード スマートホーン 聖なる剣 サイコカッター
クチートに続き、このPTの2枚目のエース。対面性能&削り性能を確保したかったため意地っ張りタスキフルアタでの採用。
サイコカッターは、ラティクチで重いアーゴヨンに対して襷とセットで倒すため採用。(無振りアーゴヨンに対して87.5%の高乱数)副産物として、バシャーモ、ゲンガー、モロバレル、フシギバナ等への打点にもなった。
こいつで初手で荒らして、ラティアスで蘇生させて再展開して3体目で詰めていく、という戦法がこの構築において主な勝ち方であった。
@カプz 性格 おくびょう 特性 ミストメイカー
145‐×‐136(4)‐147(252)‐150‐150(252)
波乗り 自然の怒り ムーンフォース 挑発
PTにおけるエースの補助枠。相手のHPをクチートの不意打ち圏内に入れたりカミツルギのビーストブーストの起点づくりができるカプzで今回は採用した。
PTのコンセプト上CS振りで採用しているが、カプテテフとのタイマンに強くなれるHSのほうがよかったかもしれない。
最速はミラー意識だが、最近はsを落として耐久に回すポケモンが多かったため、何かと利点が多かった
@こだわりスカーフ 性格 ひかえめ 特性 ふゆう
125-×-127-172(252)-128(4)-138(252)
10万ボルト オーバーヒート トリック ボルトチェンジ
このptの補完枠。ラティクチで重いメタグロスやギルガルド等の鋼、カプコケコ、zゲッコウガetcに対して強く出れる。
エースの鋼タイプ2枚とタイプの補完も良く、最低限のサイクルでダメージレースに勝利することができ優秀であった。他2体で削って、終盤の掃除役になることもしばしば。
こいつ特有のタイプやスカーフトリックによって、受け回しに対しても優位にたてたのも強かった。
@ジメンz 性格 いじっぱり 特性 あついしぼつ
189(28)-200(252)-111(84)-×-81-118(140)
じしん つららばり 氷の礫 叩き落とす
努力値調整は、カラーさんのブログのものを参考にさせていただきました。
前シーズンに引き続き採用。カミツルギの弊害になるメジャーポケモンであるボーマンダやギルガルドに対して強く出れることを評価した。
ゲンガーラキムドー、ポリゴン2グライオンみたいな受けまわしに対してよく選出していた。pt単位で重い電気飛行に対して強いのもグッド。
【最後に】
この構築の成績は、タイトル通り最高最終レートが2125で、最終28位でした。自分でも信じられない勝率で2100に乗れましたが、実はメインロムで最終日10連敗くらいしたのでまだまだ改良の余地があると思います。(最終日多かったらしいオニゴーリに一回も当たらなかったのが全てかな…)結構ツッコミだらけの記事になってしまった気がするので、質問等あれば本ブログやTwitter @trygleに遠慮なくどうぞ!最後に、対戦していただいたみなさん、ここまでみていただいてくれた方々に感謝です!
【S7使用構築】 奇襲クチクレセ【最高2108/最終18xx】
こんにちはとらいぐるです。S7お疲れ様でした!USUM初めてのシーズンということで、結果はうんちですが記念として久しぶりに構築記事を書こうと思います。今PTは、構築名にもあるように奇襲がしたくて組みました。以下常態
【使用構築】
【個体紹介】
@クチートナイト いじっぱり
155(236)‐172(252)‐145‐×‐115‐73(20)
じゃれつく ふいうち 身代わり 気合パンチ
アーゴヨンやズガドーンの登場により、サンムーン環境で流行していたヒードランが更に増えると思い、ヒードランとセットでよくいる耐久ポケモンであるポリゴン2、モロバレル、ナットレイを起点にできるみがわり+気合パンチ型を採用。
気合パンチはエアームド入りサイクルを崩せたり、苦手なカビゴンを場面次第で破壊できたりと予想以上に役立つ場面が多かった。
身代わりは、気合パンチと相性いいのはもちろん、あくびすかし、トリル下でまもってくるバシャーモへの回答等で主に役立った。なにより意表がつける。
刺さる時は非常に強力だったが、汎用性が無さ過ぎるため、大人しく技範囲を広げて戦った方がよさそうだと感じた。というかクチートを2回使うことをメインとしたクチクレセで汎用性無い型というのは結構致命的
@ゴツゴツメット ずぶとい
227(252)‐×‐189(252)‐95‐151(4)‐105
サイコキネシス ムーンフォース トリックルーム みかづきのまい
いつもの回復の薬。ゴツメ持ちがいないからガルーラが強い、みたいな話をよく聞いていたので、今回はスタンダードにゴツゴツメットをもたせてみた。マッハパンチに合わせてキノガッサの襷を破裂させたり、クチートのじゃれつくと同指数の火力耐え調整を台無しにできたりと、やはり王道的な強さを誇る持ち物であると感じた。
サイコキネシスは、重めのバシャーモやゲンガーに打点持ちたいことが多いため外せず。ムーンフォースは、やたら増えた激流ゲッコウガへの申し訳程度の打点として採用。一応苦手なメガギャラドスやサザンドラにも打つことができる。
最低限のサイクル補助のために、ムーンフォースの枠をリフレクターや光の壁にするのも面白いかもしれない。
@こだわりスカーフ ひかえめ
161(4)-x-85-205(252)-125-152(252)
オーバーヒート とんぼがえり 虫のさざめき めざめるパワー氷
コケコグロスへの奇襲として採用。重めの鋼(ギルガルド、テッカグヤ、カミツルギ等)に対抗する役割も。一応厄介なzゲッコウガも身代わり貫通で上から倒せるが、襷もそれなりに多いのが悲しい。PT唯一のオニゴーリ対策である()
とんぼがえりは対面操作、強引に出てくるミミッキュの皮はがし等役に立つ場面が多かった。当たり前だが適当に打つと拘りを察しられ再生もちを投げられて止まってしまうので、アドのとれそうな場面でしか打たなかった。
サイキネ、炎の舞等欲しい技が多いが、ランドマンダグライあたりに対する有効打であるめざ氷がこのptでは一番有用に感じた。
@きあいのたすき いじっぱり
131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)
シャドークロー じゃれつく 剣の舞 かげうち
スカーフウルガモスの奇襲後に、起点にしようと出てくるミミッキュやリザ等xへのストッパーとして採用。
マンムーがおそらくpt的に襷ステロに見えるので、この型は読まれることが少なく、またミミッキュはz持ちがメジャーなので他のz持ちのカモフラージュとしての役割を果たしたと思っている。
ただし、ウルガモスがptにいる以上ステルスロックを優先してまかれることが多く、襷がこのptでは機能しづらかったことが反省点。
pt単位で重い初手ゲンガー、カプテテフ、ゲッコウガに対して対面強めなのもグッド。
@ジメンZ いじっぱり
189(28)-200(252)-111(84)-×-81-118(140)
じしん つららばり 氷の礫 叩き落とす
努力値調整は、カラーさんのブログのものを参考にさせていただきました。
z奇襲その1。相手からしたら襷ステロマンムー+ギャラウルガの積みサイクルに見えんでもなさそうだからなのか、地面zによる奇襲が決まりやすかった。
地面zは、数値受けを許さないのはもちろん、重いポケモン(アシレーヌ、ギルガルド、 ドヒドイデ等)をワンパンできたり、つららを強引にうけて出ようとしてくるメタグロスをスクラップにしたりと強力であった。
はたき落とすは、しんかのきせきはもちろんクチートがゴツメに弱い技構成なので重宝した。
環境に多いランドロスボーマンダギルガルドetcに対しても強いのもグッド。
@ミズZ いじっぱり
191(164)‐194(252)‐110(84)‐×‐121‐102(12)
アクアテール ストーンエッジ じならし 挑発
z奇襲その2。実は今シーズンのMVPかもしれない。ここまでカバリザが重いので採用。クチクレが重い炎全般に対して強く、またみがきあクチートが起点にできるHBポリゴン2を誘い出せる。この個体の参考元記事が消えていたため、努力値の調整意図は想像にお任せします()
他の水z持ちとの差別化は、①読まれにくい ②カバリザと一緒によくいるキノガッサ、ミミッキュ、ゲッコウガに弱すぎない③炎タイプの草zで役割破壊されない 等が挙げられる。
ストーンエッジは、最近のリザYは耐久振りが多く水zではとばないため、やむを得ず採用。命中不安であるが、一応水+岩はそこそこ拾い範囲をとれる。じならしは、対面でミミッキュを水zと合わせて破壊するために採用。ただ最近のミミッキュも耐久振りが多く、対ABだと75パーセントの乱数なのでミミッキュzは禁止にするべきだと思った。
【重いポケモン】
重すぎ 運が無いとほぼ勝てない
リフレクター持ちカプ・レヒレ 鬼火リザードン 風船ヒードラン ポイズンヒールキノガッサ 高級オボンHBランドロス FCロトム スイクン 剣の舞キノガッサ HBのろいカビゴン メガヤドラン
重い 相手依存になる
襷ゲッコウガ キノガッサ ミミッキュ カバルドン リザードン カプレヒレ アシレーヌ サザンドラ ランドロス ゴツメジャローダ フシギバナ クチート フシギバナ カプレヒレ
【最後に】
インフレしたシーズンということもあり2100に乗ることができましたが、その後レート差マッチングに負けまくり、プレイングが雑になってしまい悲惨な最終レートになってしまったため非常に悔しいです。命中不安も相変わらず多めで来季は安定性のあるPTを組むことを目標にしたいですね。ここまで見て下さった方、対戦して頂いたみなさんありがとうございました!
クチクレの課題
❶ゴースト
クチクレセだと非常に一貫しやすく、どうあがいても重くなる。
ノーマル、悪タイプが対抗策であるが、ミミッキュはフェアリー、残り2体は格闘技持ちの可能性もあり非常にだるい。
❷炎
リザードンx.リザードンY.バシャーモ.ウルガモス.ヒードラン
全ての型を考慮すると非常に受け辛く、くそめんどくさい。 水タイプで対抗しようものなら草zで返り討ち。羽持ち、鬼火持ちみたいなふいうち透かす技があるとお手上げ 水タイプで対抗するのであればキノガッサとセットでケアしたい。
❸物理受け
ミミッキュ受けから流用されて非常に厄介。こいつら+裏のポケモンに負荷をかけれるポケモンが欲しい。
❹受けづらいアタッカー
ゲッコウガ、キノガッサ、カプテテフ、電気全般(カプコケコ、レボルト、デンジュモク)
ほーんとめんどい
❺身代わりハメ
のろい、滅び、スキリンは必須。